動画ファイルは、他のファイルと比べてサイズが大きくなりやすい代表格です。「1分の動画なのに、なぜこんなに重いの?」と感じたことがある方も多いはず。動画ファイルの容量は、形式・画質・フレームレートなどの要素によって大きく変わります。この記事では、代表的な形式・画質ごとの容量目安をまとめます。

動画ファイルはなぜ重くなるのか

動画は1秒間に数十枚の画像(フレーム)が連続したデータです。例えば30fpsの動画なら、1秒間に30枚の画像が含まれています。1分間の動画なら1,800枚の画像データを処理することになります。

これを圧縮して保存するのが動画コーデックですが、画質を維持しながら圧縮するには限界があり、高画質なほど容量は大きくなります。

形式・画質別の容量目安(1分あたり)

形式720p(HD)1080p(FHD)4K
MP4(H.264)約60〜150MB約150〜300MB約600MB〜1.5GB
MOV約100〜200MB約200〜500MB約1〜3GB
MKV約60〜200MB約150〜400MB約500MB〜2GB
スマホ撮影(標準)約100〜200MB約300MB〜1GB
ビットレート設定により大きく変動します。上記はあくまで目安です。
動画形式別の容量比較

スマートフォンで撮影した動画

iPhoneやAndroidで撮影した動画は、設定によって容量が大きく変わります。iPhoneの場合、4K/60fpsで撮影すると1分あたり約400MB以上になることがあります。日常の共有目的なら、1080p/30fpsに設定するだけで容量を大幅に抑えられます。

設定変更は「設定」→「カメラ」→「ビデオ撮影」から変更できます。

容量を小さくするには

動画ファイルのサイズを小さくする方法はいくつかあります。

  • 解像度を下げる:4K→1080p、1080p→720pに変換
  • フレームレートを下げる:60fps→30fps、30fps→24fpsに変換
  • 動画変換ソフトで再エンコード:HandBrake(無料)などで圧縮できる
  • 不要部分をカット:必要な箇所だけに編集してから送る

大容量動画はファイル転送サービスで送る

圧縮後でも数百MB〜数GBになる動画ファイルは、メール添付は現実的ではありません。CleanReceiveなら最大10GBまで転送でき、受け取る相手は登録不要でURLからダウンロードできます。動画制作・映像制作の現場では、大容量ファイルの受け渡しにこうした転送サービスが多く活用されています。